「新卒で入った会社を退職すると、次の会社の就職に影響はあるのか?」
このように、悩む人は多いと思います。
新卒が一年目で辞める人はどのくらいいて、
どんな理由なのかということをお伝えするとともに、
最後にはスムーズに会社を辞める方法を具体的にお伝えしているので、
是非ご覧ください。
・新卒1年目に辞めたとしても、次の会社の採用に影響が出ることはほとんどない
・影響が出ない理由としては採用する企業に多くのメリットがあるため
・退職をする際には5つのステップがある
・5つのステップを適切にこなさないと、次の会社に入った際に不都合が多く発生する可能性がある
新卒1年目で退職すると次の就職に影響はでる? 退職するまでの完全マニュアルつき!
結論からいうと、影響はあまりないと考えてもらって結構です。
新卒の会社を退社すると、「第二新卒」として見られますが、
この第二新卒採用することは企業側にも大きなメリットがあるからです。
企業側が採用する際に大きなメリットは3つ程ありますので、紹介します。
①教育コストが小額ですむ
単純に新卒を採用するよりも、教育のコストがかかりません。
例えば、新卒であれば、「ビジネスマナー研修」や
「商材研修」「PC研修」など様々な研修に資金を投じなければなりません。
しかし第二新卒であればそのような基礎はある程度身についてはいるので、
無駄な研修に時間と資金を使わなくてもいいのです。
なので、企業側は具体的な業務を教えることから取り掛かることができるのです。
②業務へのモチベーションが高い
第二新卒であれば、新卒と同等かそれ以上にモチベーションがあると見られます。
さらに上記したように基本的なマナーも身についているので、
会社にとって若く活発な人を積極的に採用をすることができるのです。
このように見られるのはなぜかというと、
社会人経験の長さによってモチベーションが大きく変化するからなんですね。
例えば、社会経験が長くなればなるほど、モチベーションは右肩下がりになるものです。。
(やる気のなさそうな中年社員はどこの会社にもいますよね)
一方で、社会人経験が浅いとモチベーション高く、業務吸収のスピードも早いため、
会社は効率的に人を育てることができるのです。
③他社に染まっていない
他社の文化に染まっていないということも大きなメリットです。
他社歴が長いと、その会社の文化が染みついており、
新たな会社に対してカルチャーショックを受けてしまうケースがあります。
それに対して、
第二新卒は前の会社の文化が完全に身に付いているわけではないので、
新たな会社の文化に対して抵抗が少ないとも見られます。
企業文化を身に着けるということも会社にとっては重要になりますので、
若く柔軟な頭が持っている第二新卒は重宝されるのです。
新卒がスムーズに退職するためには?【退職までの完全マニュアル】
現在、完璧に「退職すると」決めていない人でも、
どのような流れで退職をするのかということも重要になってきます。
退職等の手続きに戸惑い、
結果余計な時間がかかってしまったという話も多く上がっているので事前に勉強をしておきましょう。
退職までの大まかな流れとしては5ステップありますので確認してきましょう。
②退職届を記載し、提出をする
③引継ぎ等の庶務をを行う
④退職
⑤退職した会社から必要書類を貰う
①退職したい旨を上司や総務部に伝える
退職の旨を直属の上司や、人事を担当する部署に伝えに行きます。
ここはあくまでも「退職の旨」を伝えるだけですので、
正式に会社は退職の意向を受け取ったわけではありませんので、誤解しないように。
これはなぜかというと、
人手が足りていない会社だと引き止められ、
なかなか辞めることができない状態になる可能性があるからです。
ここは注意が必要です。
会社側も了承をすると、「何月何日に退職するか」ということを聞かれると思いますので、
大まかに日程を決定しておくといいでしょう。
又、次の会社を考えているのであれば、
このタイミングで他社への面接や転職エージェントへの相談もするべきです。
退職後に動き出しだと、就職するまでに1~2か月ほども空いてしまうので
給料が入らない期間が発生してしまいます。
②退職届を記載し、提出をする
続いて、退職の正式な書面である退職届の記載です。
先で決めました日程を記入するだけです。
記入例を添付しておきます。
提出用と控え用で2枚ほど印刷して保管しておきましょう
どうやら、出した出さないで退職させなくさせる企業もあるようです。
保身のために行うことをおすすめします。
③引継ぎ等の庶務を行う
退職届を提出すると、
おそらく新たな具体的な業務を振られることはなくなります。
その代わりに自分の担当だった業務を他人に引継ぎということを行う会社が多いでしょう。
担当していた顧客情報のまとめや
業務内容のまとめなどそれぞれの会社ごとにすべきことは変わってくるでしょう。
④退職
晴れて退職日を迎えました。盛大にお祝いをしましょう。
ただ、これできれいさっぱりというわけではありません。
次の会社へ提出する必要のある書類は自身で会社にお願いする必要があります。
次で解説をしていきます。
⑤退職した会社から必要書類を貰う
退職した会社から、次の会社に提出する書類を受け取らなければなりません。
受け取る書類は以下となっています。
・年金手帳※預けていた場合
・離職票
・源泉徴収票
・退職証明書(必要に応じて)
基本的には勝手に送られてくることがほとんどですが、まれに言わないと送ってくれない会社もあります。
忘れずに貰うようにしましょう。
又、次の転職先には、
雇用保険被保険者証、健康保険被扶養者(異動)届、源泉徴収票は提出する必要が
ありますので、準備もお忘れなく。
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