「なぜか調子が悪い…仕事に行きたくないのかも」
「仕事に行きたくない気持ちの対応策を知りたい」
このようになぜか、常に仕事に行きたくない、仕事のことを考えてしまう人は多くいます。
なので「なぜ仕事に行きたくない」と思ってしまうのかの原因と対応策をお伝えします。
著者の私も実は仕事に行きたくなさすぎて、精神障害の疑いがあったんですよ(笑)
・自分で改善をする場合は「原因の究明とそれに対しての対策」を行うしかない
・会社へ行きたくない拒否反応が出る原因は大きく5つほどある
・重要なのは「明日仕事を辞めてもいい」と思う気持ち
【仕事に行きたくない…】拒否反応や症状について?
ふとした時に涙が出る。急に気分が落ち込む。
もしかしたらそれは仕事への拒否反応かもしれません。
まずは自身が下記した内容の拒否反応や症状が出ていないか確認してみましょう。
拒否反応は大きく分けると2つに分類されます。
- 肉体的拒否反応
- 精神的拒否反応
それぞれ解説します。
肉体的拒否反応
読んで字のごとく「身体に現れる」拒否反応です。
仕事に行きたくないと思った際に出る肉体的拒否反応の代表的なものでは、
吐き気・めまいが挙げられます。
特に、
朝起きて仕事の準備をしているとき。
仕事に向かう電車や公共交通機関を利用しているとき。
このような症状は「仕事に行く」という思考に直結するため、
自律神経が乱れ、身体的な症状が発生する場合があります。
そのほかの拒否反応では以下の症状が挙げられます。
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢・便秘
- 耳鳴り
精神的拒否反応
こちらは心の拒否反応です。実は意外とこちらに該当するケースがあります。
仕事に行きたくないと思った際に出る精神的拒否反応の代表的なものでは、
不眠・涙が出てしまうということが挙げられます。
夜に寝ようとしても1時間も2時間も寝られない。
睡眠不足だと「判断力や思考力」の低下を招き、ネガティブな気持ちが抑えることができません。
又、休日なのに仕事のことを考えてしまい、涙が出てきてしまうなどの症状も挙げられます。
この症状は非常に追い詰められている証拠でもありますので、早々の解決が必要になります。
他の拒否反応では以下が挙げられます。
- 1日中気分沈みこむ
- 好きなことをしていても楽しくない
- 頭がぼーっとする
- 些細なことでイライラしてしまう
仕事に行きたくない拒否反応が出る原因は?多くの人が当てはまる5選
おそらくこの5選の中にあなたが原因と考えるものはあるでしょう。
紹介してきます。
①業務量の多さ
業務量が多い状態を長い期間行うと拒否反応が起こります。
- 業務量が多くて帰ることができない
- 睡眠時間が不足して、効率が下がる、気持ちもネガティブになる
- 効率が落ちているので、ミスや失敗をする
- その業務のミスや失敗を補うために、また残業をする
(1に戻る)
悪いことが悪いことを引き起こし負のサイクルに入ってしまいます。
部署の異動や転職を視野にいれることをおすすめします。
②人間関係(上司や同僚)によるハラスメント
退職の理由を「人間関係」として挙げたのは、
女性の10.4%(2位)
男性の8.3%(2位)
(厚生労働省の「雇用動向調査※」)
これを見ても分かる通り、「仕事に行きたくない」と思い拒否反応が出るのは
人間関係が非常に多いです。
物理的に席を話してもらう、部署移動をお願いする、
さらにはハラスメント全般の対策委員会を設置してもらうという事も考えなくてはいけません。
③期待やプレッシャー
期待されることは非常にうれしいことですが、
それが行き過ぎると精神的に追い込まれてしまいます。
さらに「それができたならこっちもできるよね」といった具合で、業務は増える一方でしょう。
どこかで一度歯止めをかけて、仕事を受けないようにすることも重要です。
④自分には合わない仕事だった
人間やはり個人差がありますので、得意なこともあれば不得意なこともあります。
不得意な仕事を永遠にやっていれば誰しもが「仕事に行きたくない」拒否反応が出るはずです。
なので、改めて自身が好きなこと、得意なことを分析し、
それを仕事に生かすという事も早急に行った方がいいでしょう。
⑤プライベート環境での変化【精神的】
会社以外での環境の変化のことです。
例えば、彼氏/彼女と別れてしまった、友達と喧嘩をしてしまった、身内に不幸があったなどです。
そういった時には行きたくない仕事に無理して行かず、有給取得や欠勤をしましょう。
特に有給は「会社に理由を言わなくてもよい」という決まりがあるので、
聞かれても無理して答えなくても大丈夫です。
(※神奈川県弁護士会|こんな時どうする?~ひとくちお悩み相談~)
【仕事に行きたくない…】拒否反応が出たときに自身でできる対策は?
今回は5つ紹介しています。
- 自分から出ているサインを見逃さない
- 運動をして、リフレッシュする
- 上司に相談をする
- 心療内科などに相談をする
- 転職退職をする
自身に合った方法を見つけていきましょう。
自分から出ているサインを見逃さない
日々の生活に隠れている、拒否反応のサインを確認しましょう。
この確認は本人にしかすることができません。
拒否反応が出る前には必ず、「ヒント」があります。
拒否反応のサインはどんなものなのか、以下の観点で確認してみてください。
- 上記した身体的症状、精神的症状に当てはまるサインがあるかどうか
- どのタイミングに「仕事に行きたくない」と思うか
- どのくらいの期間「仕事に行きたくない」と思い続いているか
運動をして、リフレッシュする
運動してリフレッシュすることも大切です。
うつ病と運動に関する研究によると、
運動がすることによって症状の発症予防になると判断しています。
とくに有酸素系の運動は、うつ病の症状の出現の減少に効果的です。
また、運動は、すでにうつ症状が出ている人にも効果があります。
まずは、近所の散歩や軽いウォーキングなどの有酸素運動をしてみましょう。
上司に相談をする
仕事に行きたくない拒否反応の原因が上司ではない場合、上司に相談してください。
又は、メンタルサポートなどの名前でサポート課がある場合もあります。
ここでは特に具体的な内容を話すことが重要です。
下記は例です。
- 会社(の人間関係/仕事量/ハラスメント等)が原因で拒否反応が出る
- 原因は具体的に何なのか/解決策はあるのか
- 部署や、課の異動は可能か
- 休暇取得するか/できるのであれば手当は出るのか
- 復職の難易度は高いのか
心療内科などに相談をする
自分では大丈夫!と思っていても、客観的にみると全く異なってくるという事もあります。
少しでも「拒否反応が出てるかな?」と思った際には、
心療内科などの外部機関に相談するのがおすすめです。
拒否反応を長く放っておくと、うつなどの「心の病気」になる可能性があります。
又、一度かかってしまうと完治まで数か月や数年単位必要になる場合もあります。
早期発見、早期対処が鉄則であるため、早めの受診がおすすめです。
転職退職をする
上記内容を試してみても、治らない場合は会社と接点を持ってること自体が
精神を圧迫しているのかもしれません。
退職、転職も視野に入れて、就職活動を行うことも重要になってきます。
【おまけ】つちまるが拒否反応をなくすために行ったこととは?
結論のオチから言うと、仕事を辞めました。
朝6時に起きて、家に着くのは深夜1時。寝るのは早くても夜中の2時でしょうか。
そんな生活をしていくとからだや精神的に異変が出てきました。
・起きると顔が真っ赤で熱く感じる
・動悸がする
・休日は何もする気が起きず、風呂にすら入らない
こんな状態が続く訳がないですよね。なので思い切って辞めたという経緯があります。
正直辞めたら心が晴れて、1か月もしないうちに鬱の症状はなくなりました!
今振り返っても辞めて良かったと思っています。
【拒否反応が出る人へ】これだけは忘れないで!
さまざまお伝えしましたが、1つだけ常に頭の中にとどめておいていただきたいことがあります。
それは「常に仕事を明日辞めてもいい」という気持ちで働くことです。
確かに、お金や次の仕事への心配はあるでしょう。
しかし考えてみてください。
体や心が健康であれば、次の仕事を見つけ働くことができます。
しかし、うつの症状が出てしまった場合、働くことも出来ず、
もっとお金の心配が発生してくるでしょう。
そうなる前に、辞めてみる選択肢も考えておいて欲しいです。
皆さんが少しでもこの記事を読んで元気が出たらうれしく思います。
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