初心者におすすめ 室内で育つ観葉植物~12選~

BOTANICAL

【著者の植物歴】

趣味の範囲を超えて、植物歴6年で、220品種以上育てる

育てる植物もさまざまで、100円の植物から、200,000円を超える植物も育てている

自分だけではなく他の人にも植物を楽しんでほしいと思い植物販売を開始

植物専用のハウスを購入予定

 

観葉植物が欲しいと思ってとりあえず購入してしまうと、

数日の間にすぐに枯れてしまう危険性があります。

高いお金を払って購入したのに枯れさせてしまうと、もう育てる気もなくなってしまいますよね。

そうならないためにも、自身の環境と「初心者」でも簡単に育てることができる

「観葉植物12選」を、紹介しています。

又、育て方も紹介しているのでぜひご覧ください。

 

室内で観葉植物が育つ必須環境がある

とりあえず購入したけど、どんどんと枯れていってしまった。そんな経験はないでしょうか?

これはあなたが悪いのではなく、「環境」が悪かったのです!

観葉植物を室内で育てるためには、適切な環境を整えることが重要になってきます。

以下の条件を満たすことで、植物が元気に育つ環境を作ることができますよ!!

1. 明るさ

ほとんどの観葉植物は明るい場所を好みますが、室内ではなかなか難しい方もいると思います。

なので、最低限として「本が読めるほどの明るさ」を基準として持っていてください。

それほどの光の明るさがあれば植物も元気に育っていきますよ!

2. 温度

観葉植物は一般的に温暖な環境を好みます。冬季でも室温が15℃以上になるようにしましょう。

急激な温度変化や寒さには弱いので、暖房や冷房の風が直接当たらないように注意が必要です。

直接風が当たると葉の乾燥にもつながり葉を落とす可能性もあります。

3. 土壌(土)

観葉植物には排水性の良い土壌が必要です。

特に室内で育てる場合、外と異なり風の影響を受けません。

そうなると、根が常に濡れている状態が続き最悪根腐れにつながります。

なので、一般的には観葉植物用の土や、多肉植物用の土などが適しています。

それでも心配な方は、逆に鉢に多くの穴が開いている鉢を選ぶことも効果的です。

5. 水やり

基本的には「土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るほど水やりをする」という事を守ってください。

毎日水やりを行いたい気持ちもわかりますがそこをぐっとこらえ、乾いたら水やりの繰り返しを行いましょう。

環境にもよりますが、夏は1週間に2回程度、冬は1か月に2回程度でほとんどの場合問題はないでしょう。

季節ごとに水やりの頻度を調整しましょう。

初心者におすすめ観葉植物12選

上記した環境を再度確認してから、観葉植物を選んでいきましょう。

観葉植物初心者にとって育てやすい植物を選ぶことは重要です。

以下に紹介する12種類の観葉植物は、手入れが比較的簡単で室内での育成に適しています。

1. ポトス(Pothos)

ポトスは非常に育てやすく、どんな環境でも適応しやすい観葉植物です。

葉が美しく、葉のすべてが緑いろや、一部が白、黄色などコレクション欲を掻き立てる為、初心者にもおすすめです。

比較的暗い場所でも比較的元気に育ちますが、明るい、間接光が最適です。

2. サンスベリア(Sansevieria)

サンスベリアは耐陰性があり、乾燥にも強いので、水やりの頻度が少なくて済みます。

筆者の家にあるサンスベリアは1か月水をやらなくても全く問題なく成長しています!

室内の低光量でも育つため、初心者にもぴったりです。

3. パキラ(pachira)

観葉植物の王様と言ってもいいでしょう。乾燥に強く、又インテリアとの相性の良さから絶対的な人気があります。

比較的耐陰性はありますが、明るい場所で育てると幹がどんどん太ってきて、自分好みに育て上げることができますよ!

ただ、若干難易度が高いので、別途こちらで詳しい育て方解説をしています。

4. ガジュマル

ガジュマルはその唯一無二な幹の形から人気が非常に高い観葉植物です。

別名「多幸の木」と呼ばれたり、沖縄では幸福をもたらす精霊「キジムナー」が宿ると言われたりするため、縁起がいい植物としても親しまれています。

幹に水分を多く蓄えているため、1~2週間水やりをしなくてもへっちゃらです!

5.モンステラ

大きくなるにつれて、葉に切れ込みが入ってくる可愛らしい観葉植物です。

比較的に耐陰性、耐寒性にも優れているため、室内には最適です。

又、茎を切って土に差しておくだけですぐに新しい葉を展開してくれるので、増やして楽しむこともできます!

6. シェフレラ(カポック)

手を広げたような葉が特徴の観葉植物です。

小さいものから、慎重を越えるものまであるのでお好みの大きさが見つかるでしょう!!

7. ストレリチア・オーガスタ

南国な雰囲気を味わいたい人にはぜひおすすめしたい観葉植物です。

耐陰性・耐寒性もあり、育てる上で特段気を付けることはありません。

葉が大きいので、ほこりがたまりやすいのが難点かもしれません!

8. カラテア(Calathea)

カラテアは独特な模様の葉が特徴で、湿度が高めの環境を好みます。直射日光を避け、間接光の下で育てるのが良いでしょう。

9. エバーフレッシュ(Everfresh)

観葉植物では珍しい、「朝と夜で姿が変わる」観葉植物です。

夜になると葉を閉じ、朝になるとまた開く、動きが楽しい観葉植物です。

日陰に置いても元気に育ち、インテリアにもおすすめの植物です。

10. ドラセナ(Dracaena)

「幸福の木」とも呼ばれ、太い枝から出た葉が魅力的です。

他の観葉植物とは異なり、「幹を曲げた」姿でも販売されていることがあるので、お気に入りの形を見つけてくださいね!

11. クワズイモ(Dieffenbachia)

耐陰性もありますが、明るい場所でよく育ちます。

水をよく吸いますので、根腐れはほぼないと思います!

樹液が手につくと被れる人もいるので少し注意が必要がですね。

観葉植物の中でも比較的水をよく吸うので、特別な育て方が必要です。

こちらも参考にしてください。

12. アロエ(Aloe Vera)全般

アロエは乾燥に強く、明るい場所で育てるのが理想ですが、暗い場所でも育ちます。

水やりが少なくて済むため、初心者にとって扱いやすい植物です。

初心者におすすめな観葉植物のサイズ

初心者にとって、観葉植物のサイズ選びも重要です。小さな鉢から始めると管理がしやすく、成長に応じてサイズを変えることができます。

小さな鉢(10cm~15cm)

  • ポトス
  • アイビー

これらの植物は、小さな鉢でも元気に育ちます。デスクや小さなスペースにぴったりです。

中くらいの鉢(20cm~30cm)

  • サンスベリア
  • フィロデンドロン

中くらいの鉢で育てると、これらの植物は適度なスペースでしっかり成長します。リビングやカウンターに適しています。

大きな鉢(40cm以上)

  • シェフレラ
  • ドラセナ

大きな鉢で育てると、これらの植物はより大きく成長し、部屋のアクセントとしても最適です。広めのスペースに置くのが良いでしょう。

育て方のポイント

観葉植物の育て方にはいくつかのポイントがあります。初心者の方は以下の点に注意して育ててください。

1. 適切な水やり

植物ごとに水やりの頻度が異なります。

基本は「土の表面が乾いたら水を与える」です!

毎日行っている人は要注意です!

2. 明るさの調整

耐陰性はありますが、やはり明るいところの方が植物たちも元気に育ちます。

可能な限り明るい場所に置くか植物ライトを設置するのもおすすめです。

3. 温度と湿度の管理

観葉植物は温暖な環境を好みます。夏はそこまで問題ないのですが、寒さには弱いため、窓際に置いてある場合、部屋の中心に移動してあげましょう。

又、乾燥には弱いため、エアコンの風が直接当たらないところに置くのがベストです。

4. 定期的な手入れ

枯れた葉や不要な部分はこまめに取り除き、植物の健康を保つようにしましょう。

伸びすぎた枝はカットして、見た目を整えるのもいいですね。

また、土の状態も定期的にチェックしましょう。虫が発生している場合、対策を打たないと枯れる危険性もあります。

5. 適切な土と鉢の選択

排水性の良い土と鉢を選び、根腐れを防ぐようにしましょう。

鉢底に穴があることを確認し、余分な水が溜まらないようにすることが重要です。

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