「観葉植物を置くことによってどんな効果があるんだろう」
「観葉植物置くことによって逆に悪い効果もあるの?」
そんな疑問にお答えしています。
観葉植物は、単なるおしゃれなインテリアとしてだけでなく、さまざまな良い効果をもたらします。
しかし、観葉植物をとりあえず買ってみたはいいものの、育てるには手間がかかることもあり、枯らしてしまった人もいるでしょう。なので、そのデメリットも無視できません。
なので、ここでは、観葉植物を置くことによって得られる効果について詳しく解説し、デメリットやその対策についても紹介します。
植物を置くとどんな効果がある?
観葉植物を置くことで、気分が上がるのは、気持ちの持ちようではなく、科学的に立証されているものも非常に多いです。
なんとなく、気分が上がらない、体調が悪いそんな人は部屋の環境がよくないのかもしれません。
観葉植物の効果(メリット)
観葉植物を置くことによって大きなメリットがあります。
主観だけではなく、科学的な根拠も説明していますので下記の6点を参考にしてみてください。
・空気清浄効果
・リラックス効果
・視覚疲労を回復してくれる効果
・湿度を保ってくれる効果
・風水的魅力
・おしゃれなインテリアとしての効果
1つずつ解説をしていきます。
空気清浄効果
観葉植物には、空気中の有害物質を吸収し、清浄化する効果があります。特に、北陸先端科学技術大学院大学研究では、空気中の有害物質の除去が立証されています。
もちろんすべての有害物質ではありませんが、比較的分子の大きな物質は植物が吸収し空気清浄効果があるようです。
又、別の研究ではダイソーでも置いてあるサンスベリアには、有害物質のホルムアルデヒド・キシレン・トルエン・アンモニアに関する実験で実験で、高い数値の除去能力を持つことが判明しました。
これにより、室内の空気がより新鮮になり、健康的な住空間になることでしょう。
参考:北陸先端科学技術大学院大学研究~植物の空気浄化能力の定量的評価法の導出 ~
リラックス効果
観葉植物は、見るだけでリラックス効果を持っています。
これは気分だけではなく、ストレスホルモンが減少することが立証されています。例えば、森林に行くと、気分が落ち着く、深呼吸をしたくなる。そんな気持ちになることはないでしょうか。
これらの現象は、実際にストレスホルモンを低下し、リラックスをすることによって心拍数や血圧が低下し、全体的なストレスレベルが下がることが確認されています。
なので、家に観葉植物を置くことによって、より快適な住環境になることでしょう。
視覚疲労を回復してくれる効果
長時間のコンピュータ作業や読書などで目が疲れたとき、観葉植物が目の疲れを取ってくれることがあります。
植物を眺めると脳が活発になり、視覚疲労を解消します。また緑色は長時間見ても疲れない色とされており、目を休めるのに適した色です。
例えば、集中力が重要なビリヤードや黒板が緑色をしているのはそのためです。
緑色は視覚的に心地よい色であり、目に優しい効果があります。植物を視界に入れることで、目の疲労感が軽減され、視覚的なリフレッシュが得られます。
参考:愛媛大学~植物を見ることがVDT作業に伴う視覚疲労に及ぼす影響~
湿度を保ってくれる効果
観葉植物は、室内の湿度を適度に保つ役割も果たします。
植物は水分を吸収し、蒸散によって空気中に放出します。この過程により、室内の湿度が適切に保たれ、乾燥した環境を防ぐことができます。
さらに、植物が放出する水分はろ過された状態なので、水道水に含まれる水垢分まで出すことはありません。特に乾燥しやすい冬場などには適切な水分量を保ち、快適に過ごすことができます。
湿度が保たれることで、乾燥による肌のトラブルや呼吸器系の問題を軽減することができます。
又、野外に、植物のを置くことによって気温が3~5℃も変化すると言われています。気温上昇にも歯止めをかけくれますし、室内だと湿度調整に役立ちます。
風水的魅力
風水において、観葉植物は良いエネルギーを引き寄せるとされています。
ど例えば、金運を呼び込むとされる「パキラ」や、健康運を高めるとされる「アンスリウム」など、植物によって異なる風水的な効果が期待できます。
また、置く場所によって、さらに効果を上昇させることができるので下記を参考にしてみてください。
・玄関 悪い気を防ぐため、高さのある植物
・リビング 家具と調和する丸い葉や大きな葉を持つ植物
・寝室 仕事運・恋愛運など、求める運気と相性のよい植物
・キッチン ポジティブな運気を運んでくれる植物
・トイレ 邪気をはらってくれる植物
・浴室 日陰の環境に強い植物
・デスク 自分が心地よく過ごせるような植物
・オフィス 人間関係を調和してくれる植物
おしゃれなインテリアとしての効果
観葉植物は、単に実用的な効果だけでなく、インテリアとしても大変魅力的です。
様々な形や大きさ、色合いの植物が揃っており、より自分好みの空間にすることができるでしょう。
又、鉢や鉢カバーを自作することで、より魅力度が増しますし、部屋にマッチしたものを作ることもできます。
観葉植物の効果(デメリット)
観葉植物には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
以下に、観葉植物を育てる際の主なデメリットとその対策について説明します。
世話に手間がかかる
観葉植物は、世話に手間がかかる場合があります。
動物ほどの手間はかかりませんがやはり、定期的な水やりや肥料、適切な光の確保など一定の世話をしなければなりません。
特に忙しい生活を送っている人には、観葉植物の管理が負担に感じることが多々あります。
又、観葉植物の種類によっては通常の育て方とは手間をかけなければいけない品種も存在します。
1つ1つの植物の育て方を調べ、実行するにはそれなりの労力はかかってしまいます。
置き場所を選ぶ
観葉植物は、その種類に応じて最適な置き場所が異なります。
非常に強い直射日光を好む植物もあれば、陰や半陰を好む植物もあります。特に室内で育てている場合ですと、日光不足はなりやすいです。
なので、それぞれの植物に適切な環境が整っていない場合、植物の成長が悪くなったり、最悪枯れてしまうことがあります。
また、植物のサイズや配置を考慮しなければならないため、配置に工夫が必要です。
虫が湧く可能性がある
観葉植物を育てていると、土の中から虫が発生することもあります。
特に室内で育てていると、常に土の中が湿っている状態となり、害虫の繁殖に最適な状況になってしまいます。
これらの虫は植物の葉や茎を食べ、景観を損なうことがあります。
虫の発生を防ぐためには、定期的なチェックと適切な対策が必要です。
デメリットを排除したフェイクグリーンという選択肢
観葉植物のデメリットを感じた場合、フェイクグリーン(人工植物)という選択肢もあります。フェイクグリーンは、以下のようなメリットを持っています。
手間がかからない
水やりや肥料、光の管理が不要で、手間がかかりません。時々、葉に溜まったほこりを取る程度で、それ以外の手間は一切かかりません。
永続的な美しさ
永遠に枯れず、美しい状態を保つことができます。
虫が湧かない
虫の発生や害虫の問題がありません。土から虫が発生することが非常におおですが、そもそも土を使用しませんので、虫の心配をする必要がありません。
なので、リラックスする環境や集中をする環境である、自宅やオフィスではフェイクグリーンを選択するケースが増えています。
フェイクグリーンは、観葉植物のデメリットを回避するための選択肢として考えられますが、植物本来の効果を得ることはできません。選択は、ライフスタイルやニーズに応じて行うと良いでしょう。
まとめ
観葉植物は、空気清浄効果やリラックス効果、湿度調整など、私たちの生活に多くの良い効果をもたらします。
また、おしゃれなインテリアとしても活用でき、風水的な魅力も持っています。
しかし、育てるには手間がかかり、置き場所や虫の問題なども考慮する必要があります。フェイクグリーンは、これらのデメリットを回避するための一つの選択肢ですが、自然の植物が持つ効果は得られません。自分のライフスタイルや環境に合った選択をして、観葉植物の魅力を最大限に活用しましょう。
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