100均の観葉植物【10選】|あまり見かけないレアな植物も紹介

BOTANICAL

【著者の植物歴】

植物歴6年で、220品種以上育てる

100円の植物から、200,000円を超える植物も育てている

自分だけではなく他の人にも植物を楽しんでほしいと思い植物販売を開始

植物専用のハウスを購入予定

 

「100均にはどんな観葉植物が売っているんだろう?」

「100均で観葉植物を購入する際の注意点を知りたい」

こんな疑問にお答えします。

100均の観葉植物はその安さ上、手軽に購入できるとして非常に人気があります。

具体的な商品を紹介するとともに、購入時の注意点や育て方を記載しています。

100均にある観葉植物の特徴

100均で購入することができる観葉植物には下記のような特徴があります。

・価格が安い

ここが最大の魅力ではないでしょうか。

一般的なホームセンターや園芸店では大きさは違えど、数千円で販売しているものが、100均では100円から販売しています。

初めて植物を育てる方や、試しに育ててみたい方にぴったりです。

・サイズの小ささ

比較的サイズが小さいものが販売しており、扱いやすさが非常に高いです。

場所を取らず、デスクや窓辺、ちょっとしたスペースに置くのに最適です。

また、「自身で大きく育ててみたい!」と思う方は小さいのから始めるもの観葉植物の楽しさの1つです。

ちゃんと育てれば、1メートルを超すなんてこともできちゃいますからね。

・育てやすい品種が多い

観葉植物の中には、育てる難易度が高いものがあります。

しかしながら、100均で販売している観葉植物は比較的育てやすいものが多いです。

これから始めてみたい人には、ぴったりな観葉植物がみつかるでしょう。

100均の観葉植物は大きくなる??

結論を言うと、大きくなります。

ただし、それには、「適切な育て方」というのが重要になってきます。

工夫をすれば、小さいまま育てることができますし、適切な育て方をすれば、数年で1メートル越すこともできます。

自身がどのように育てたいのかという事を購入前に確認をしましょう。

100均にある観葉植物

今回は特におすすめな観葉植物を10選紹介します。

各店舗によって商品在庫はまちまちですが、比較的多くの店舗で取り扱っている商品です。

1. パキラ

観葉植物の王様と言っても過言ではない植物です。

  • 特徴: 手を広げたような葉。観葉植物らしい幹。
  • サイズ: 最大1メートル前後

実は簡単と言われているパキラですが、100均観葉植物の中では若干難易度が高い傾向にあります。

詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。

実は、100均にあるパキラの中には実はレアなものも。下記で紹介します。

2. ポトス

ポトスは耐陰性(日陰でも育つ)が非常に高く、光があまり入らないような環境でもよく育ってくれます。

  • 特徴: つる性の植物。斑が入っているものなど種類が豊富。
  • サイズ: 棒を使って登らせれば1メートル前後

鉢を吊り下げてハンギングで育てる方もいます。

登らせたり、吊り下げたりと自身の好みによって育て方を変えることができるのがポトスの特徴です。

3. テーブルヤシ

テーブルヤシは、名前の通り、ヤシのような見た目で、テーブルに置けるほど小型の品種です。

南国系の雰囲気を味わい人などにはおすすめです。

  • 特徴: 小型品種なのでそこまで大きくならない。
  • サイズ: 50センチ程度の大きさ

葉が小さく密集しているため、通気性が重要になってきます。

比較的風が動くようなリビングなどで育てましょう。

4. 多肉植物全般

ぷりぷりとした見た目の多肉植物は様々な品種が置いてあります。

ロゼット状に開くものや、つぶつぶとしているものなど様々ありますので、お好みの形を探してみてください!

  • 特徴: 葉に水分を蓄えることができるので、過度な水やりは厳禁
  • サイズ: 10センチ程度までしか育たない小型の品種が多い。

5. シェフレラ(カポック)

南国系の雰囲気を味わい人などにはおすすめです。

  • 特徴: 小型品種なのでそこまで大きくならない。
  • サイズ: 50センチ程度の大きさ

葉が小さく密集しているため、通気性が重要になってきます。

比較的風が動くようなリビングなどで育てまし

6. クワズイモ

イモと名前につくだけあって、100均観葉植物の中でも特に水を欲し、大きく成長をします。

根の張りが早い分、多くの水をあげても根腐れしにくく、初心者向けと言えるでしょう。

ただし、100均のクワズイモの中には「ヒメクワズイモ」と言ってあまり大きくならない種類もいます。

  • 特徴: 水やりが多く必要。種類が違うものもあるので注意
  • サイズ: 50センチ前後

100均観葉植物の中でも少し育て方が異なるので、詳しくはこちらに記載しています。

7. アンスリウム

100均観葉植物では比較的珍しい「花が常に咲いている」観葉植物です。

正確には、仏炎苞(ぶつえんほう)といって花ではないんですが。

真っ赤な花が常に咲いているので、リビングにいろどりが欲しい方は非常におすすめです。

  • 特徴: 水分をよく欲する。耐陰性も比較的にある。
  • サイズ: 50センチ前後

又、花の色も赤やピンクなど様々ありますのでお好みで選択をしましょう。

8. スパティフィラム

スパティフィラムに似て、仏炎苞があり、真っ白な花が咲きます。

スパティフィラムとの違いは葉を見ればすぐにわかります。

アンスリウムはハートのような形をしており、スパティフィラム細長い葉を出します。

そのほかの違いとしては花の咲きやすさです。

スパティフィラムの方が、大きくならないと花が咲きにくい傾向にあります。

  • 特徴: 水分をよく欲する。耐陰性も比較的にある。
  • サイズ: 50センチ前後

 

9. サンスベリア(トラノオ)

濃い緑色に黄色の斑が入っているのが特徴です。

100均にある観葉植物の中でも、一番「水切れ」「耐陰性」があります。

「手入れがめんどくさい」そんな人におすすめな100均観葉植物です。

  • 特徴: 水切れに強く、耐陰性もある。ただし、成長はそこまで早くない。
  • サイズ: 50センチ前後

とにかく手をかけたくない!でも観葉植物は育ててみたい!という人は最適な植物です!

 

10. サボテン全般

通常の観葉植物とは一味違うものを育てたい方にはおすすめです。

砂漠地帯に自生していることから、水やりも比較的少なくても済みます。

  • 特徴: 乾かし気味に育てる。
  • サイズ: 30センチ前後

一般的には成長は遅いと言われますが、中には観葉植物以上に成長が早い品種もあります。

場所が限られている方には注意が必要です!

100均にあるレアな観葉植物

100均では、一般的な観葉植物に加えて、レアな観葉植物も取り扱われることがあります。

下記のような品種が置いてあれば非常にラッキーです。

ただし、これらは店舗によって取り扱いが異なるため、定期的にチェックすることをお勧めします!

1. パキラ実生

上記したものと品種自体は同じですが、育ってきた環境が異なります。

多くのパキラは大きな木の一部を切り取って、土にさして根が生えたものを出荷しています。

一方で種から育てた(実生といいます)ものは非常に成長が早く、大きくなりやすい傾向があります。

大きく育てたいと思っている方はこちらを購入した方が、成長が楽しみです。

  • 特徴: 通常のパキラに比べ細い。幹の付け根に子葉と呼ばれる葉がある。

なかなか見る機会は少ないですが、100均に行く際は座日確認をしてみてください。

2. アデニウム

近年、人気が増している「塊根植物」の一種です。

アデニウムは塊根植物の入門と呼ばれるくらい、一般的なものではありますが、小さいものでも1000円前後します。

その金額のものを100円で購入できればお得ですよね!

「アデニウム」や「アデニューム」などの名前で札に記載があります。

  • 特徴: 乾かし気味に育てる。直射日光に当てた方が横に大きくなる。
  • サイズ: 30センチ前後

100円均一では非常に珍しいひんしゅなので購入をお勧めします。

3. フィロデンドロン(バーキン)

通常のフィロデンドロンの葉の色は「緑」ですが、このバーキンはシマウマのような縦の斑が入っています。

現在では値段は落ち着いてきましたが、少し前までは2,000円程度もした高額な植物です。

その分若干の育てにくさはありますが、購入して損はない品種と言えるでしょう。

  • 特徴: 乾かし気味に育てる。
  • サイズ: 30センチ前後

一般的には成長は遅いと言われますが、中には観葉植物以上に成長が早

100均の観葉植物を購入する際の注意点

100均の観葉植物は価格が安く、手軽に手に入る反面、品質に問題がある可能性があります。

病害虫の被害があった場合、近くの植物にも伝染する可能性があるので注意が必要です。

よりおしゃれで、病害虫の心配がないものを求める場合は専門店で購入するのがおすすめです。




 
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100均の観葉植物は購入後はすぐに植え替えても大丈夫?ポイントを解説

結論、下記のポイントを守れば植え替えしても問題ありません。

下記以外のタイミングややり方では植物を枯れさせる危険性がありますので注意が必要です。

・時期

植え替えをすぐに行ってもいいのは「春」と「秋」の期間のみです。

暑すぎても、寒すぎても植え替えのダメージの回復が間に合わず、そのまま枯れてしまうことがあります。

気温が20~25度前後であれば植え替えしても問題ないでしょう。

・根をあまり崩さない

実は植物はストレスを受けやすいと言われます。

なので、店舗にいた環境と自宅の環境でストレスがかかるにプラスして、植え替えをするとさらに大きなストレスがかかります。

なので、土をそこまで崩さず、そのままポットや、鉢のまま植えてください。

周りに土を追加するだけでも、成長していきますよ!

100均の土の特徴解説【特徴】

今回は100均の中でも「ダイソー」を取り上げています。

他の100均一でも同様の商品が売ってありますので参考にしてみてください。

・観葉植物の土(2.0L)

材料はココピート、パーライト、たい肥、赤土、くん炭が入っています。

排水性、保水性、通気性のバランスがとれていて、観葉植物には最適化と思います。

私も使用したことがありますが、クオリティ高いです。

室内で育てる場合は乾きずらい可能性もあるため、軽石やパーライトを2割程度混ぜ込むことで解消されるでしょう。

・かるーい観葉植物の土(3L)

材料はココヤシピートと、パーライトが入っています。

通気性や保水性抜群の土で非常に使いやすい土と言えるでしょう。

ただ、有機質が少ない分成長はそこまで早くならないでしょう。

なので、ダイソーに売っている腐葉土を2~3割混ぜるだけで、成長速度が上がります。

・トマトの土(3L)

こちらも材料はココヤシピートと、パーライトが入っています。

同様に、肥料が少量しか入っていない為、追肥をすることによってより成長を促すことができます。

赤玉土/鹿沼土/軽石…

こちらは自身で土を作りたい人向けに、基本用土単体でも販売しています。

観葉植物に慣れてきた人や土づくりに挑戦してみたい人などはこちらを詳しく見てみてください。

100均に売っている園芸用品その他

100均では観葉植物の他にも、園芸用品が豊富に揃っています。以下はその一例です:

・プランター/鉢: 小さな鉢から中サイズのプランターまで。

・肥料: 小袋で販売される肥料もあります。

・鉢底石: 排水性を良くするための鉢底石も取り扱っています。

・園芸用具: 手軽に使える園芸用具や水やり用のジョウロなども見つけることができます。

まとめ

100均で手軽に購入できる観葉植物は、手頃な価格でありながら、育てやすく、初心者にも適しています。

また、100均で購入した観葉植物は、購入後すぐに植え替えを検討することもありますが、植物の状態を確認してから行うと良いでしょう。

土や園芸用品も豊富に取り揃えられているので、ぜひ活用してみてください。

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